日々、さまざまな相談をお受けするなかで、数多くいただくのが「実家の登記が亡くなった祖父名義になっている。」や「自宅が5年前に亡くなった夫の名義のまま変更していない。」というものです。
ご自宅においては、登記の変更がされていないことによるデメリットがなかなか感じる機会がないこともあり、長年放置されている事例が多いように感じます。
実際には、その不動産を建て替えや売却、賃貸する場合などに不具合が生じます。（契約が結べない）
そうなると、その相続が発生したときに遡って調査をし、現在の相続人を明らかにしたうえで、遺産分割協議を行う必要があります。古い相続であればあるほど現在の相続人の数は多くなり、協議は困難なものとなります。
故人名義の不動産をお持ちの方は早急な対処が肝心です。まずは専門家に相談することをお勧めします。
～街の身近な法律家～
相続まるっと相談室 佐藤行政書士事務所
