「相続」といえば財産を残す側である親が考えるものだと思っていませんか? たしかに「相続」に備えて作る遺言書は基本的に本人しか作成できませんし、私有財産の観点からも、自分の財産をどう残すかを決めるのは本人であるべきでしょ […]
「相続」の記事一覧(2 / 3ページ目)
生命保険金は相続の対象?
相続・遺言の相談のなかで「生命保険は相続の対象になるんですか?」という質問を受けることが多々あります。この質問に対して「一般的には、遺産分割の対象にはなりませんが、相続税の対象にはなります。」という回答になります。 […]
「空き家対策」勘違いしてるかも!?
平成30年発表の統計によると、全国に約846万戸の空き家があるそうです。とんでもない膨大な数です。実際、京都市にある当相談室の近所にも空き家は存在します。「相続」の専門家の立場としても「空き家問題」は関心事の一つです。 […]
遺言は公正証書がおススメ
以前のブログで、自筆証書遺言と公正証書遺言の2種類をご紹介しました。今回は、その中でも「公正証書遺言」についてもう少し詳しく説明します。 民法では「遺言は、この法律に定める方式に従わなければ、これをすることができない […]
遺言書の書き方とは?
日本人の家族観や文化の変化に伴い、最近は遺言作成への関心が高まっています。憲法でも保障されている私有財産制度の観点から考えても、相続の基本は「遺言による相続」であるべきで、その重要性が認識されてきたのでしょう。 それ […]
任意後見とはどんなもの?
法定後見制度は、家庭裁判所への申立てによって始まり、その内容は法律と裁判所の判断に従って決められます。そのため、必ずしも本人の望みどおりの内容にすべてがならないこともあります。 一方で、まだ元気なうちに「判断能力が低 […]
遺産分割に期限はありません
以前受けた相談の中でこのような話がありました。 「父親が亡くなり、しばらくして長男である兄から遺産分割の書類に実印を押すように言われました。内容をしっかり見させて欲しいと答えると、遺産分割の期限が迫っているので今すぐ押 […]
自宅と少しの預貯金、その相続が難しい
「ウチは財産なんてないから相続は関係ないよ。」と話される方がたくさんいらっしゃいますが、はたしてそうでしょうか? 自宅があるのでは?土地は?預貯金は?例えば、家が築30年でも、土地が10坪しかなくても、預貯金が100万 […]
LGBTの相続を考える
「LGBT」(最近では「LGBTQ」)と聞いて性的少数者を指すことは、さすがに人権後進国の日本といえどもかなり一般化したのではないでしょうか。 私は大学で社会学を学んでいたこともあり、「LGBT」の情報について比較的 […]
遺留分について知っておこう!
皆さんは「遺留分」という言葉をご存じですか? 普段あまり耳にすることはないかもしれません。しかし、「遺言を作成する」、「親が亡くなって遺産分割をする」など相続に関わる場面で「遺留分」について知っていないと自身や大切な人 […]